ねぇジョニー聞いてくれ

4歳6歳男子の育児の記録。時短共働きであくせくしている日々の様子、買って良かった物の記録など。

それでもやっぱり先生になりたいと思う

来週、道徳の模擬授業を30人くらいの前でやらなくちゃいけない。今は、指導案などを考えている最中。ここにきて「道徳を教えること」の難しさに直面した。
自分の考えを押し付けてはならないと思うけれども、少々押し付けないことには道徳の授業は始まらないし終わらない。もちろん、生徒に考えさせるような授業をしたいけれど、最後は結論を押し付けなくてはならない。だって、生徒がみんな「生き物を殺すことはよいことです」と考えていても、教師としては「命の大切さ」を説いて、「命を大切にしましょう」「生き物を殺すことはよくないことです」という考えを発信しなきゃいけない。言ってしまえば結局は、価値観の押し付け。
それを感じたときに、自分の道徳観に自信がない私は不安になった。残念ながら私は道を積んだ人ではない。悪いこともする人間だ。友達とお菓子を交換したときに、友達が食べた量以上に私はいっぱい食べてしまったりする。あぁ、悪い子!
先生になるって言うのは“そういう葛藤と戦うこと”なんだと思った。先生に仮になれたとしても、一生勉強だな。