ねぇジョニー聞いてくれ

4歳6歳男子の育児の記録。時短共働きであくせくしている日々の様子、買って良かった物の記録など。

生きることの本質

教職の授業で「生きることの本質を伝えられる先生になりたい」みたいなことをちょろっと言うプレゼンが明日あるんだけど、「生きること」が全然まだまだわかってない私がそんな事を言っていいんだろうか。そして、まだまだ考え方は子どもとあんまり変わりがないし、仙人みたいな人間じゃないから先生にはなれないなってつくづく思う。

今はやっとプレゼンの原稿を作り終わって、一息つきながらニュースを見てたら気になる記事が。

「節約より使い道…横溝千鶴子さん寄付10億円の真意」


10億円の私財を自らが育った神奈川県南足柄市に寄付した横溝さんは、節約で10億円こしらえた人物として注目をあびた。しかし、金を無心しようと自宅にまで押しかけた輩と、節約ばかり強調する一部マスコミに強い憤りを感じているという。

(略)

巨額の寄付が報じられてから、「私を助けてほしい」といった電話や訪問客が相次ぎ、手紙も30通届いた。「父を救ってください」と玄関先で涙ながらに話す女性もいたが、「私は人間の基礎づくりをしようとしているのです。人生の“結果”にはかかわりません」と受け付けなかった。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_12/t2007120501_all.html

最後の1文が名文過ぎて感動した。そして、私がしたかったことはまさにそれだったんだ、と気づいた。
私が今学んでいることを生かせば、患者さんの寿命を少し延ばしたり、生活の質が低下しないように手助けすることはできる。でもそれじゃ遅い。ライフスタイルの乱れからくる、ああいう辛い病気になる人を減らさなきゃいけない、と思う。もうこれは、自分の使命なんじゃないかと思う。日本国民全員の健康をもっと長いスパンで見ると、子どもに健康教育をしなければならないんだっていうことに気づいた。だから、子どもたちに健康教育をしたかったんだなと気づいた今日この頃。3年も専門的なことを学んでたのに、一番大事な自分の根底にあるモノをうやむやにしてた。
やっと自分のしたいことが少し明確になったから就活が進むといいなあ。
よし、病院には就職しない。決めた。でも誰かがやらなきゃいけないことだから、私以外の誰かがやればいい。誰かさん、頼みましたよ。